高ボッチ高原

ボッチは巨人という意味らしい.塩尻地方ではだんだらボッチといっているようです.高ボッチ山の民話を引用します(www9.ocn.ne.jp/~kinntaro/
page251.html).
「だいだらぼっち(でいだらぼっち)」と呼ばれる巨人がその昔、京の都にある山を信濃まで運ぼうと藤の蔓でその山をしばり,背負って持ってきたのだそうです.途中、高ボッチのあるあたりで藤の蔓が緩んでしまったため,しばり直そうと腰をおろした山が高ボッチ山,立ち上がる時に踏ん張って出来た足跡が諏訪湖,再度背負った山からこぼれた土が小泉山,大泉山になったということです.小泉山(こずみやま),大泉山(おずみやま)は,対岳荘の近くの小山です.

360度見渡せますので,北アルプスの全山,御嶽山,中央アルプス,南アルプス,富士山,浅間,山八ヶ岳が一望できます.この日は晴れていたのですが,カスミがかかっていたのであまりクリアではありあせんでした.
遠くに見えるのは北アルプスの穂高連峰です.

上の 写真は広角レンズで撮ったため北アルプスは遠くに見えますが,実際はかなり迫って見えます.