雨の中のお見送り(細やかでしたよ)
たぬきの付記
8月に我々四人(大河,相墨,岩間,市川)が能登半島を一周して,和倉温泉にたどり着いたときは最悪(?)のビジネスホテルに泊まる羽目になってしました.今回,大河君に代表にして加賀屋に泊まっていただいた・・・ということにしましょう.
たぬき自身はこのような旅館はちょっと苦手,何しろ持ち上げられることが大嫌いですので・・ハイ.それは変わり者なので,大多数の人にはあこがれの的でしょう.
以前に読んだ新聞記事で加賀屋の従業員のことが書いてありました.中居さんのおおくは母子家庭の母親なのだそうです.母子寮があり,勤務時間中の子供のケアは旅館側が面倒を見てくれるのだそうです.一通り辛酸をなめ人生の喜怒哀楽を経験した女性達ですので,気遣いやおもてなしは身についています.しかも最も大事な子供の面倒も見てくれるというのは,母親にとってこれ以上の職場はないでしょう.
ちょっと大きな話になりますが,今女性の活用が叫ばれています.加賀屋の例が一つの,しかも最も重要な解決策であると思います.結婚した女性が働かないと有利になるような今の税制(扶養家族の控除)はやめて,子供は多く生んだ方が有利になるような税制と安心して子供をあづけられる施設を大幅に増やせば,女性の社会進出の問題は自然に解決します.労働人口の減少を補い,外国人の移民で社会不安を引き起こすようなこともなくなります.・・・・・と偉そうにたぬきは思うのでした.